菊芋 | ひまライフを楽しもう！

菊芋

<とは？>
北米原産のキク科ヒマワリ属の植物で、花は菊に似ています。根は芋状ですがデンプンを主体とするイモ類とは異なります。茎はまっすぐに2～3mくらいまで伸びます。ビタミン・ミネラル・酵素を含み非常に生命力の強い植物です。

アメリカ開拓時代ヨーロッパからの移住者が厳しい寒さの中で倒れて行く中、菊芋を食べていた先住民のトピナンプー族だけは元気に働いていたと語られています。

<主成分イヌリンについて>
菊芋には「天然のインシュリン」と呼ばれるイヌリンが豊富に含まれています。
イヌリンは難消化性多糖類（食物繊維）で、糖尿病、肥満、高中性脂肪に有効とされて注目を浴びています。
イヌリンはフルクトース（果糖）が30個ほどつながってできたものです。
難消化性多糖類は一般に食物繊維とも呼ばれ、人の消化酵素では消化できません。菊芋には数々の酵素が存在し、イヌリンはイヌラーゼという酵素によって分解され、フルクトース（果糖）になります。
イヌリンの一部は胃の中で水分を含んでゲル状となり、腸内で腸の粘膜を包みます。この粘膜があるおかげでαーグリコシターゼ酵素の働きを阻害し，摂取した糖類や脂肪は腸から吸収されずに排泄されます。糖質や脂肪が吸収されないので、血液中の糖分や脂肪分は増えません。その結果インスリンを分泌させる命令が出ないので、疲れた膵臓を休ませることができると言われています。
残りのイヌリンは腸内でビフィズス菌のエネルギー源である、フルクオリゴ糖に変わります。そのためビフィズス菌が増殖、活性化されその結果腸が浄化され、働きが良くなるので、便秘や肥満が解消され、肌もきれいになります。菊芋に豊富に含まれる糖代謝に必要なビタミンB1や、コレステロール・中性脂肪を低下させるナイアシン等により，血液がきれいになり、血液中の中性脂肪、コレステロールなども適度な値になります。同時に膵臓、肝臓などの血液の循環がよくなり、各臓器の治癒力も高まると考えられています。
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菊芋はヨーロッパでは「21世紀の食材のルネッサンス」を巻き起こす食品とまでうたわれ期待されていますハンガリーでは、糖尿病対策で国家的なプロジェクトを組み、菊芋を食事に組み込む事を奨励しています。

<見た目は？>
しょうがによく似ていますね～

お味は？
洗って切ってみると中は白くて、匂いも無い。
生でも食べられるとのことなので洗って口にいれてみました。　ほのかに甘い。　シャキシャキしてて美味しい！
加熱すると、ゴボウのような風味が若干出てきますが、食べにくいというほどではないと私は感じました。
でも生の方がオススメです。
　
まずはオススメ通り
浅漬けに
菊芋漬け物白菜と混ぜて浅漬けのもとでまぜまぜ…
これは美味しい！　この食感がいいですねー
なしとか、ねばねばのない山芋って感じの食感です。

やはりこれをせねば
菊芋ジュースでやんす。見た目はわるいですね。
味は…特にないです。　人参リンゴジュースにいれっちゃったらどこ行ったかわからなくなるでしょうね。

ジュースはさておき菊芋自体は個人的には美味しい！と思いました。
体の為に無理して食べようってんじゃなくて普通に美味しく食べられると思います。

これも美味しい！ 納豆＆菊芋
みじん切りにした生の菊芋を、納豆に混ぜるだけ。　シャキシャキの食感が加わって美味しい～